肥満体質の男女

肥満の方は、それを自分のスタイル、人生だと思っていませんか?もちろん、人によって食べる量や太りやすい体質などがあります。しかし、そのままではいけないのです。健康に、大切な人と一緒に長く元気でいたいと思うなら、まずは肥満を解消しましょう。

肥満を解消して健康に生きる

肥満は深刻な問題です。美容面だけではなく、様々な病気を引き起こしかねないからです。
例えば、その一つが睡眠時無呼吸症候群です。睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
のどの周りが脂肪によってふさがれてしまうことが原因で、引き起こされます。
この病気にかかってしまうと、十分に睡眠がとれないために、日中疲れやすくなり眠気に襲われてしまいます。
そのため、勉強や仕事に集中できなくなってしまったり、車を運転中に事故にあってしまうという危険があります。
また、のどの周りに脂肪がつくと大きないびきを立ててしまうこともありますので、肥満は自分だけではなく、一緒に住んでいる家族にも迷惑をかけてしまいがちです。
さらに、肥満は心筋梗塞、脳こうそく、変形性膝関節症、糖尿病、などの病気を引き起こしてしまいます。
病気の中には、入院しなければいけないほど重症な場合があります。また最悪の場合、命の危険を引き起こす場合があります。
それで、肥満傾向の人は健康に十分注意しましょう。健康に生きるためにはやはり、バランスの取れた食事が大切です。
脂肪や糖分を控えて野菜や海藻類などを多く取り入れましょう。また、外食やファーストフードさらはにコンビニエンスストアーなどのお惣菜ばかり買うのではなく、できるだけ自炊しましょう。
加えて、定期的に体を動かすようにしましょう。お天気の良い日に家の周りや公園を30分程度散歩するだけでも、肥満解消に役立つでしょう。
肥満は、遺伝という場合がありますが、自分自身の努力でかなり改善することができます。
大きな病気にかかってからではなく、病気にかかる前に防ぐようにしましょう。

肥満を解消したら次は太りにくい身体づくりを

ダイエットを努力して肥満の解消に成功した場合、次に行うべきとなるのが太りにくい身体を作ることです。
太りやすさ、身体への脂肪のつきやすさは人によって差があるのですが、それでも肥満のメカニズムを考えれば太りにくい身体を作ることは十分可能なことです。
では太りにくい身体を作りにはどうすれば良いのかと言うと、まず考えるべきなのがそもそもどうして脂肪がつくのかということです。
人間の身体についた脂肪は運動時のエネルギー源として使用されることになりますから、脂肪がつくということはそれだけエネルギーが体で余ってしまっていることが原因の一つとして考えられます。
それならば理屈は単純で、エネルギー消費が多い身体を作れば良いということになるわけです。
具体的には筋肉が多くついている身体は普段から多くのエネルギーを必要としますから、筋力トレーニングを行って体の筋肉を増やすことが太りにくい身体づくりに特に効果的となります。
「脂肪よりも筋肉の方が重いのだから筋力トレーニングをすると却って体重が増えるのでは」と心配をする人もいますが、ほとんどの人の場合は脂肪を燃焼しやすい身体にして余分な脂肪を筋肉に変えてしまった方が体重は軽くなりやすくなりますし、代謝量が増えれば安定した体重をキープできるようになります。
また筋力トレーニングに併せて取り組みたいのがジョギングや水泳などの有酸素運動です。
有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果があることはよく知られていることですし、何より適度な有酸素運動はストレスの解消に極めて効果的です。
ストレスが溜まるとその解消のために食べすぎてしまうことが多くなりますから、日常的にストレスを解消させることは太りにくい身体づくりにも効果的なことなのです。
あとは栄養バランスの取れた食生活を心がければ自然と太りにくい身体に近づいて行きますから、肥満解消後はこうした
生活習慣改善に取り組むようにしましょう。

肥満の人の子どもは肥満の運命?肥満と遺伝の関係

太りやすいと自覚している人は、肥満の遺伝子を受け継いでいると考えていることもあります。
肥満が遺伝するメカニズムは明確には示されていませんが、可能性が高いと言われています。
そこで着目されているのがアドレナリン受容体遺伝子です。
通常はアドレナリンが分泌されると、脂肪細胞の受容体がアドレナリンを取り込んで脂肪を分解しています。
しかしアドレナリン受容体遺伝子が変異していると、受容体が取り込むことができずに分解されなかった脂肪が蓄積して肥満になります。
両親が肥満である時は80%、母親だけでは60%、父親だけは40%の確率で遺伝します。
最も太りやすい遺伝子はAA型、比較的太りやすいAT型、肥満になりにくいTT型も発見されています。
日本人の多くがTT型で太りにくいですが、一部はAA型とTT型の遺伝子を持っているので、周りと同じ食事をしても脂肪のつき方に違いが出ます。
ただし、肥満を引き起こす遺伝子を持っていても太らない人も多いです。肥満は遺伝よりもその人の生活習慣に大きく関係しています。
AA型とTT型を比べるとAA型はTT型より220キロカロリー多く消費できますが、これは食事に置き換えればお茶碗1杯分の白米程度です。
このくらいならば、生活習慣を変えるだけで肥満を回避することができます。遺伝で太っているから仕方がないと諦めるのは、自分の健康を悪化させることにつながります。
実際に遺伝が3割、生活習慣が7割と言われることもあります。食べ過ぎたり運動を避けたりすれば、親が太っていなくても子供は太ってしまいます。
また家族は時間やメニューなどが同じになりやすいので、後天的な要因によって似たような体型になりやすいです。